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声 - 島本須美、CRめぞん一刻版 - 雪野五月

本作のヒロイン。若くて美人、スタイル抜群。本作の舞台となるアパート「一刻館」に住み込みの管理人としてやってきた。その美貌に五代は一目で虜になり、常に気になるマドンナ的な存在となる。後に未亡人であること、五代より2歳年上であることが分かる。通称「管理人さん」。キャラクターのモデルは女優の夏目雅子[24]。また、原作者の高橋留美子は自分に一番近いキャラクターに、音無響子を挙げている。それゆえか、血液型も同じA型である。

概歴編集

女子高である私立桜ヶ丘高校(アニメ53話より)の出身で、テニス部に所属していた。講師として赴任してきた音無惣一郎と出会い、高校卒業後、両親の猛反対を押し切って惣一郎と結婚する。しかし、結婚して半年足らずの翌年春に惣一郎は亡くなってしまう。夫を亡くして失意のどん底にあった響子だが、惣一郎の父・音無老人が経営するアパート「一刻館」に住み込みの管理人としてやってくる。音無老人や母親は響子に再婚を勧めて(実父は再婚に反対)いたが、響子は気持ちの整理が付けられず、音無の姓を名乗り続けていた。「非常識のかたまり」の一刻館の住民や周囲の人々との触れあいや生活は、少しずつ響子に笑顔を取り戻させ、失意と喪失感に覆われていた心を和らげていった。五代のことは響子が引っ越してきた当初から、少々出来の悪い弟の面倒を見るように世話を焼いていた。そんなある晩、五代が酔った勢いで響子を好きだと叫んだことから五代の自分への想いを初めて知り、異性として意識し始める。テニスクラブのコーチ・三鷹瞬からもアプローチを受け両者の間で揺れ動きながらも、五代の心根の優しさや厚意に絆され、次第に五代に心惹かれて行く。しかし響子は、五代への恋慕の情は亡き夫への想いを「嘘になってしまいそうで…」と自問自答し、自分の気持ちに戸惑いを感じていた。そのため五代の気持ちを受け入れることにも躊躇していた。ある出来事から三鷹は他の女性と婚約し、五代とも決定的な破局寸前にまで至る騒動が立て続けに起こった。それらの誤解が解けた時、自分の気持ちに素直に向き合い結ばれるに至る。五代の就職後、プロポーズを受け、再婚を決意し、準備を進めるも惣一郎の思い出の品を前に悩む姿もあった。そんな姿を五代も見ており、その心に棲んでいる惣一郎の存在も否定せず受け入れてくれた五代に「あなたに会えて本当に良かった」と感謝していた。結婚後、翌春に長女・春香を出産する。

人物・エピソード編集

「音無」は結婚後の苗字で、旧姓は「千草(ちぐさ)」。幼少時は父親が転勤族であったため各地を転々としていた。普段は穏やかでいつも微笑みを絶やさない。基本的に明るく快活で優しい性格の反面、非常にヤキモチ焼きで世間知らずであり、思い込みも激しい。また、親譲りの鈍感な面もあり、三鷹の犬恐怖症に最後まで気付かなかったり、五代の「響子さんの作ったみそ汁が飲みたい」という遠回しの求婚を文字通りに解し、味噌汁を用意するなど、天然ぶりを発揮することもしばしば。

自分が五代や三鷹に求められている存在だと自覚している。しかし、両者に対してはっきりした態度を取らず「ぬるま湯」の状態の逃避をするも、五代や三鷹が他の女性と仲良くしているのを見聞きしただけで、真意を確認しないうちに自分の中で勝手な解釈をし、独りよがりに不機嫌になり、キツく当たっていた。

特に五代に対しては、女友達から日に何度も電話があるだけで嫉妬し、それに応対している五代の言動を目にするのも耐えられず、それまで管理人室から取り次いでいた黒電話とは別に「アパートの住人用」との名目でピンク電話を設置してしまったほどである。こずえとのデートに出かける際は「ネクタイを直してあげる」と称して首を絞めたり、いぶきと腕を組んで仲よさそうに学校へ向かう姿を見送る際には笑顔のまま掃除用の竹ぼうきを折るなどもした。しかし、雰囲気が高まると自ら五代にキスしようとするような思わせぶりな仕草を見せたり(実際にハプニングも含めて数回キスしているが、響子の側からのキスの方が多い)、また五代だけの帰宅時間を曜日ごとに把握していたりと、五代に好意を持っていた。ただ、前述のような理由から直接「好き」と言葉ではなかなか言えなかった。結局一刻館の管理人室で五代と結ばれた時に初めて「ずっと前から好きだった」ことを告白したが、作中で響子が五代に対して愛情を直接言葉で表現したのはこの一度きりだった。前夫の惣一郎を亡くしたことは(特に物語の序盤では)響子の心の奥底で深い傷になっており、五代のプロポーズを受け入れる時も「1日でいいから自分より長生きして…。一人ではもう生きていけそうにないから」とその胸のうちを吐露し、五代も決して響子を一人にしないことを約束した。

自動車運転免許を取得している。海水浴に出かけた際、三鷹の体調不良から運転が困難になった折に帰路を運転する申し入れをした。しかし教習所卒業以来運転をしたことがないペーパードライバーであり、ハンドルを握ると性格がいつにも増して強気になる上に、緊張から周囲に気を配る余裕が無くなる。同乗していた三鷹と五代が顔面蒼白で引きつるほど荒々しい運転をした。また、一刻館の雨漏りを直すために屋根に上がって応急処置の大工仕事をしたり、停電したときには「簡単な電気工事なら多少の心得がある」と修理をするなど、意外な一面を垣間見せている。

「ヒヨコのエプロン(胸に“PIYO PIYO”の文字と、ヒヨコのイラスト入り。ベースカラーは主にピンクか黄色 )」と、「竹箒」が、響子のトレードマークであり、代名詞的存在となっている。五代が一刻館から出入りするときは特に、深夜・早朝にかかわらず玄関前を掃除していることが多い。竹ぼうきで掃く音で響子の機嫌の善し悪しがうかがい知れることも少なくない(上述のようにいぶきと五代が腕を組みながら学校へ行った際には竹ぼうきをへし折ったことすらある)。本気で怒り、五代に平手打ちを食らわせたことも数多い。

また劇場版完結編にて一の瀬花枝から結婚祝に手製のエプロンをもらうシーンがあり、こちらは「ニワトリのエプロン(胸に“KOKE KOKE”の文字と、ニワトリのイラスト入り)」となっている。

作者の代表作「うる星やつら」の諸星あたるの母もPIYOPIYOエプロンを着用している場面がある(うる星やつらのテレビ版アニメ・第78話において、紫色のPIYOPIYOエプロンを確認できる)。 PIYOPIYOエプロンは椎名高志などから、オマージュの小道具として広く使われている。「銀河英雄伝説」のフレデリカ・グリーンヒルもPIYOPIYOエプロンを愛用している(OVA、第60話「魔術師捕わる」やエンディングでのカットで確認できる)。その他、(高橋作品に限らず)多くの作品にPIYOPIYOエプロンが登場する。

同じ小学館の漫画『鉄子の旅』で、「横見の妄想」シーンにゲストで登場。これは作者の菊池直恵に高橋が協力して、特別に描き下ろしたものである。

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